不動産の購入は初めてでわからないことだらけではありませんか?
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お得な不動産の競売にチャレンジしてみよう
競売不動産の購入
不動産の競売は聞いたことがあるけれど難しそうだと思っていませんか。実は競売に入札するのはそれほど難しくありません。
競売を利用すると市場価格よりお得な価格で物件を手に入れることができるので、興味のある人はチャレンジしてみましょう。
競売に入札するメリットとデメリット
不動産の競売は市場価格より安いというほかにもメリットがあります。競売では不動産では取り扱われないような個性的な物件も出てきます。万人向けの物件ではありませんが自分に合えばお得です。
ただ、デメリットもあります。まず、落札後スムーズに物件が引き渡されるとは限りません。
もっとも物件を占有し続けることは不可能に近いのですが、交渉だけで引き渡しに応じてくれない場合は、裁判所に強制執行を求めることになります。
強制執行を行えば必ず退去させることができるのですが、費用が一般的に50万円〜200万円ほどかかるので高コストになります。
さらに強制執行までは落札してから2ヶ月度ほどかかりますので、すぐに入居や利用することができません。
他にも不動産で住宅を購入するのに比べて、競売は住宅ローンが利用しにくい面もあります。
ただ、最近は競売の住宅ローンを受け付けている金融機関もあります。大手銀行は渋る傾向にありますので、地銀や信用金庫に相談してみるのが良いと思います
入札までにすること
競売で不動産を取得すると決めたら、入札前に物件の情報を把握する必要があります。
競売物件を登録しているサイトがあるので、そちらを参考にすると良いでしょう。もちろん、裁判所に行くことでも競売情報を見ることができます。二つの情報量の違いはほとんどありません。
どちらも競売に入札するのに必要な情報が揃っています。資料は物件明細書、現況調査報告書、評価書の3点からなります。
現況調査報告書には現在物件に誰が住んでいるかといった情報も記載されているので落札後の明け渡しが困難かどうかある程度予測することも可能です。
なお、入札にあたっては保証金を裁判所に納めなければいけません。
保証金は物件の売却基準価額の10分の2以上となります。1,000万円の物件なら200万円以上なのでまとまったお金が必要になります。
落札してからの流れ
自分の入札金額が最高額ならば落札成功です。
落札後に落札価額から保証金の額を差し引いた金額を裁判所に支払います。また所有権移転登記のための費用も払う必要があります。これらの費用を納めたあとに所有権移転登記手続が行われます。
もちろん、物件に設定されていた抵当権も抹消されます。登記が完了すれば落札した不動産は完全に自分のものです。
なお、落札した物件に入ってみたら前の所有者の持ち物が残されている場合があります。物件の所有権は移転しても残された持ち物の所有権は移転していないので注意しましょう。前の所有者に断りなく勝手に処分してはいけません。
競売手続きの利用にあたっては特別な資格は不要なので誰でも参加することができますので、入札に参加してリーズナブルな価格で物件を手に入れてみてはいかがでしょうか。
ただそうは言っても、初めての方はハードルが高いのも事実です。手数料はかかりますが競売の入札から占有者との交渉・明渡しをやってくれる業者もいますので、相談してみてはいかがでしょうか。これなら初心者でも安心して競売不動産を購入することができます。
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